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未来へつなぐ日本の技 OEMを活用し日本の伝統工芸を世界へ発信する

コラム記事

2021/08/02

日本各地には、その土地に根ざした素晴らしいものづくりの技術があります。
古くから日本人の暮らしの中で生き続けてきたそれらの伝統工芸品が今、「クールジャパン」「メイドインジャパン」と称され、世界でも注目されていることをご存知でしょうか。
本記事では、現代における伝統工芸の魅力と、伝統工芸の技による新たなものづくりの動きを追います。


●世界から注目される日本の伝統工芸とは?

日本の伝統工芸は、世界でも類を見ない繊細さと奥深さ、力強さがあり、そのクオリティーの高さは海外からも注目されています。世界でも名だたるハイブランドが、日本の伝統工芸とコラボレーションし、新しい商品を生み出しているのがその証とも言えるでしょう。

イタリアの「フェンディ」はアイコンバッグの生誕15周年を記念し、金沢の「加賀繍」とコラボレーションしたバッグを発表しました。また、「ルイ・ヴィトン」はモノグラムモチーフの輪島塗の小物入れを、エルメスは九谷焼きの赤絵の技法が施された美しい文字盤の時計を発表しています。
そのほかにも海外ブランド×日本の伝統工芸のコラボ例はたくさんあり、どれも人気を博しています。

<参考>https://www.fashionsnap.com/article/2012-03-14/fendi-fatto-a-mano-a-baguette-experience/
https://www.fashionsnap.com/article/2011-08-03/wao-gyre/
https://www.pen-online.jp/feature/product/slim-dhermes-koma-kurabe/2


●「伝統工芸」と呼ばれるものは、どんなものがあるの?

伝統工芸品とは、その土地で産出された素材を使い、伝統的な技法と職人の技によって生み出された品物です。古くから日常生活の中で、生活用具として、また節供や年中行事の際に使用され愛されてきました。

伝統工芸の種類には、織物、染色品、陶磁器、漆器、木工品・竹工品、金工品、仏壇・仏具、和紙、文具、石工品、貴石細工、人形・こけしなどがあります。どれもその多くの工程が職人の手仕事で行われています。

一点一点丁寧な手仕事で作りあげられており、同じ原料を使ったものでも、産地ごと工房ごとに特色があります。それらは一部の人たちにとってはとても高く評価されています。

例えばこけしは昔から人気がありコレクターも多くいましたが、最近では「こけ女」と呼ばれるような若い世代の女子にもマニアが増えてきました。それは古いものに目を向け、そこにおかしみを見出す若い人たちが増えてきた日本の風潮にもあるのではないでしょうか。

●古くて新しい日本の伝統工芸

伝統工芸というと「古めかしくて高価なもの」というイメージが強いかもしれませんが、最近では古いものを発掘し、生活の中に取り入れる若い人たちも増えているようです。

特に若者向けのハイセンスなセレクトショップでも伝統工芸品を取り扱っていたりするケースもあり、現代のセンスに溶け込んだ「古くて新しい伝統工芸」という形で発信をしている方々も見られます。

例えばD&DEPARTMENT(ディアンドデパートメント)では、伝統工芸品など古く長く伝わるものを、「息の長い、その土地らしいデザイン」という視点で捉え直し、新たにその魅力を発信し続けています。また、<ビームス ジャパン>では伝統工芸の特徴を最大限にいかし、”若い女性が日常的に使いたいと思えるものにアップデートした商品”として展開しています。

<参考>
https://www.d-department.com/ext/about.html
https://www.beams.co.jp/news/2330/
​​

●日本の伝統工芸の魅力を世界へ伝えるOEMの活用

一方で、日本の伝統工芸を扱う企業数も減少し衰退していることも事実です。
シンプルで安価な生活用品が普及したことも一因でしょう。

さらに、職人たちの高齢化も深刻です。事業を存続させること自体が困難ななか、職人を目指す若者たちに十分な生活の保証ができない、後継者を育成するだけの持久力がなく、先細りの産地が多いのが現状です。

しかし、日本の素晴らしい技術や品物がこのまま廃れるのはもったいない…衰退の一途をたどる前に、その魅力を再認識し世界に発信したい、という想いをもった企業や個人がプロジェクトを立ち上げることも増えてきました。

そのひとつが伝統工芸品をモダンにリデザインして発信することにあります。色鮮やかな南部鉄器や切り子の細工が施された美しいアクセサリーを見たことはありませんか。こうした品々は現代に活躍するデザイナーやプロデューサーが日本の伝統工芸・文化を見直し、現代のエッセンスをプラスし、産地の職人と作り上げ、発信しているケースが多いのです。

●伝統工芸を支える産地の取り組み

また伝統的な技術を守るだけでなく、その技術自体をアピールする企業も増えてきました。いわゆる「OEM」生産の受注です。
例えば京都の伝統工芸「金彩」を施したグラスマーカーやコースターの生産や、山中漆器の技術をいかしたステンレスボトルなどが例にあげられます。現在の生活用品に伝統工芸の技術をいかすことで、より身近に伝統工芸品を手にできるようになりました。

<参考>
http://takenaka-kinsai.jp/oem/
https://ennejapan.co.jp/oem.php

●伝統×斬新を現実にする「よろづくり.com」

世界から注目されている日本の伝統工芸。海外の人々は商品を手に取りその精密さに驚き、その商品に施された職人の技を見て圧倒されるのだといいます。

日本文化や独自の技術を世界に発信したい企業・個人と、作り手・伝統産業に携わる企業をつなぐのが「よろづくり.com」です。
よろづくり.comでは、商品を発注したい企業と商品を作りたい企業がそれぞれ、自社の情報を登録することで、両者をマッチングしてくれるサービスです。

自社の企業情報、どんな製品を作れるか(作って欲しいか)を登録しておくと、独自のAI技術により登録企業の中からマッチング率の高い企業をリストアップしてくれる仕組みです。

よろづくり.comを活用して、伝統工芸品技術を世界へと発信する足掛かりにしてみてはいかがでしょうか。

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