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「OEM」「ODM」その仕組みとメリットとデメリットとは

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2021/07/07

商品を生み出す上で重要な生産ライン。自社で持つには莫大なコストがかかるので、商品化に二の足を踏むこともあるのではないでしょうか。


そんな時の手段のひとつとしてあげられるのが、OEMやODMといった仕組みです。


OEM・ODMの技術・ノウハウをもった工場と、OEM・ODMを委託したいブランド企業が、共に商品化を目指すものづくりのカタチが広まりつつあります。


 


本記事ではOEM・ODMの仕組みや両者の違い、メリット・デメリットについてお伝えします。


 


●OEMとODMの違いとは?


 


OEMやODMによって作られた商品は、アパレルや食品・化粧品・家電品など幅広い分野で存在します。


スーパーやコンビニなどで見かける、プライベートブランドの商品もOEM・ODMで作られた商品の一例です。


OEM・ODMという言葉に耳慣れていなくても、実は私たちの身近にも浸透しているのがお分かりいただけるかと思います。


 


OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略語で、製造に必要な技術やノウハウを持った工場がブランド企業より依頼をうけ、商品を製造することをいいます。


ブランド企業は、基本的にその商品の企画立案から設計図まで自社内でまとめ、製造を工場に依頼することになります。


 


一方ODMは「Original Design Manufacturing」の略語で、工場側が商品の企画・開発・設計までも担当し、ブランド企業はそのブランド名の提供・販売をします。


さらには受託側の工場がマーケティングや物流、販売などを提案することもあるようです。


 


どちらも製造は工場が行い、販売はブランド企業が行いますが、両者の違いを簡単にいうと、”商品の企画・開発・設計をどちらがするか”にあります。


 


どちらを選択するにしても、メリット・デメリットが存在します。次章で確認していきましょう。


 


●OEMのメリット・デメリット


 


では、OEMによる生産にはどのようなメリットがあるのでしょうか。


 


ブランド企業にとっての一番の大きなメリットは、なんといっても自社で生産ラインを持たなくても良いことです。設備投資や人件費にかけるコストが削減できることで、商品化のハードルがぐんと低くなります。


 


また、自社で製造するよりも小ロットで発注できる場合が多いため、生産コントロールがきき、在庫管理がしやすいのもメリットです。


 


そうした観点から、ブランド企業はオリジナル商品の開発や販売に力を注ぐことが可能になります。


工場側にとっては、余剰分で生産することが可能なので、その分の生産利益があがりますし、技術力の向上にもつながります。


 


デメリットととしては、ブランド企業にとって、自社の生産技術が身に付かないことが挙げられます。


工場ありきの商品になることで、万が一のことが起きた場合には、パートナーとなる工場をまた一から探さなくてはならなくなります。 見つからない場合には、その商品は廃盤となってしまうでしょう。


また、自社生産による収益もあげられません。


また、合わせて注意したいのがアイデアの流出です。せっかく自社で企画・開発・設計した商品も、将来的に依頼した工場が競合となるリスクもゼロではありません。 なお、これらは同時にODMのメリット・デメリットとも言えます。


 


●ODMのメリット・デメリット


 


OEMよりもアイデアを形にしやすい点が、ODMを選択するメリットです。


開発・設計も工場が担当するため、ノウハウがなくても参入しやすくなります。


マーケティングまでサポートしてくれる工場もあるので、商品化のハードルがより低くなりますね。また、企業がブランディング力の向上により力をいれることが可能にな点もメリットだと言えるでしょう。


 


デメリットとしては、外注部分が多くなるにつれ、コストや品質が相手の工場により左右されることが多く、コントロールできる領域が少なくなるという点が挙げられます。


結果として、商品の販売価格が上がってしまったり、商品に問題があった場合のクレームを受ける危険性が高まる、などといった事態が生じる可能性があることも念頭に置かなくてはなりません。


 


またOEMのデメリットにもあげた通り、アイデアやそのノウハウが工場側に流出するリスクも考えておきましょう。OEMやODMの仕組みを利用する際には、その対策として機密保持の契約(NDA)を事前にしっかり締結しておく必要があります。


 


●自社に最適な生産形態を


 


OEM・ODMは、商品化の可能性がぐんと広がる一方で、リスクも孕んでいます。


商品のアイデアを具現化するためにOEM・ODMを選択する際には、パートナーとなる工場選びが非常に重要なカギとなります。


 


自社のアイデアを製造してもらうわけですから、単に高い技術をもった工場や、名の通ったブランド企業が良いわけではなく、相性も重要な要素です。


今までつくってきた商品の可能性に共感できるか、技術に対する熱量がどれほど伝わるか、安心できるかや信頼できるか、といった部分もポイントになってきます。


 


そうした工場探しをされる際にぜひご活用いただきたいのが「よろづくり.com」です。


こちらは製造を行う工場と商品化を図るブランド企業をAIでつなぐマッチングのためのサイトです。


 


工場は製造可能な商品や提供可能な技術、素材、設備、納品可能地域などのデータを登録し、発注企業は発注商談情報を登録します。現場の欲しい情報が一目でわかると同時に、それらをもとに独自のAIマッチングロジックが商談開拓を支援してくれるので、決断をする際の安心感にもつながります。


 


自社ブランドの商品を作り上げることは素晴らしいことです。OEM・ODMの仕組みやそのメリット・デメリットを理解したうえで、ぜひベストな選択をしていただければと思います。

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