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食品サブスクへの参入|動向と特徴

コラム記事

2021/12/24

サブスクリプションサービス(サブスク)は、新しいビジネスモデルとして成長期です。音楽や映像配信の定期購買として発展していますが、食のサブスクリプションサービスにはどのようなものがあるのでしょうか?


 


ライフスタイルの変化に伴い、物を大量消費する風潮から、体験やサービスを重要視する「モノ消費からコト消費」の時代へと変化しています。「食」の分野でも、造り手の顔が見える個性的な商品やサービスを選ぶ人が増えてきました。


 


この記事では、「コト消費」と相性が良い「食」のサブスクリプションへの参入を考えている方に向けて、「食品サブスク」の動向と特徴をまとめました。




●食品サブスクリプションの動向と形態


現在、食品サブスクリプションの動向はどのようになっているのでしょうか。外食サービスの多様化した形態と、サブスクを取り入れた場合のメリットも確認していきましょう。




1.外食店での店内飲食・テイクアウトサービス


 店内飲食需要が伸び悩む中、テイクアウトサービスに力を注ぐ店舗が増えています。今まで訪れることの無かった店舗でも、テイクアウトなら少量を気軽に試すことができるでしょう。また子育て世代で、子どもを連れての店内飲食が難しい場合、テイクアウトなら家で楽しむことができます。


 


店内飲食・テイクアウトサービスを行う店舗で取り入れられるサブスクリプションサービスとしては、飲食チケットやトッピング券・割引券の発行などがあります。


サブスク参入での安定した収入と、固定客の確保は大きなメリットでしょう。イベントが少なく客足が遠のく時期でも、サブスクユーザーに的を絞ったイベントを行うなど、他店との差別化を図ることができます。


 


2.宅配型サービス


今話題を集めているのが宅配型サービスです。例えばミネラルウォーターのように、設定した期間に合わせて、商品を配達してくれるサブスクリプションサービスです。


 


宅配型サブスクにも、様々な形態があります。流行しているのは、プロがユーザーのニーズに合わせて選んだ飲食物を、定期的に自宅へ送る形態です。季節に合わせたお惣菜のセット、好みに合わせたワインセレクトなど、ジャンルもさまざまです。インターネットの普及により、多くの情報が入ることで自分のベストを選びきれない人にも喜ばれています。顔が見えるプロが選んだ、というプロセスを含んだ「コト消費」になり、店舗独自の路線を歩むことができるでしょう。


 


また配送方法を工夫することで、拠点の場所に関係なく、幅広い地域のユーザーを獲得できる強みもあります。


 


外食店での店内飲食・テイクアウトサービスと宅配型サービスの両方をうまく取り入れている企業もあります。サブスクリプションの運用を行うために必要な業務は少なくありませんが、サブスクリプション運用に必要な機能が揃えられたプラットフォームがさまざまな企業から提供されており、参入ハードルは下がっています。


 


2019年度のサブスクの市場規模は7千億円弱と推計されていますが、その中で外食サービスのサブスク市場は8億ほどと高い伸び率を示しています。


外食サービスのサブスクは店舗で食事をとるだけでなく、テイクアウトや宅配型など多様化することで、さらなる成長を見込めるでしょう。


 


出典:『2020年版 食品の通信販売市場~コロナショックとサブスク拡大で見直される食品EC~』/株式会社矢野経済研究所





●食のサブスクリプションの特徴


サブスク参入によるメリットはたくさんありますが、その中でも特筆すべきなのは「ユーザー情報を得られる」点です。ユーザーが過去に注文したメニューから嗜好を分析し、よりニーズにあった商品の提案ができます。サブスクリプションで詳細なユーザー情報を手に入れているからこそ、One to One(ワントゥワン)マーケティングが可能になります。


 


新メニューの開発にも、ユーザー情報は役立ちます。ユーザーの年齢層や嗜好をより深く知ることで、ピンポイントのニーズに合わせた店舗独自の商品開発が可能になるでしょう。


 


また、大型店舗では見えにくいファンの可視化も叶えられます。サブスクに登録することで、店舗のファンがスタッフ側からも認識できるようになり、ユーザーとのコミュニケーションが深まります。また、サブスクの登録者の数は売り上げに直結するので、スタッフのモチベーションアップにもつながるでしょう。


 


サブスク参入で大切なのは、集めた情報を元に、ユーザー目線でサービスの改善を行っていくことです。継続的な関係を続けていく上で、競合他社との違いを浮き彫りにして、改良していかなければなりません。またユーザーからの指摘やクレームも大切な情報となります。サブスクを行う上でプラットフォーマーを使用して行う情報の分析は欠かせない業務となります。


 


●食品の開発に集中したいならOEMへ


サブスク参入を行うことで増えた分の業務は、コスト削減にもつながるOEMを選択肢として考えてみませんか?


 


例えば「定番商品のデミグラスソースの仕込みに時間がかかっていて新商品の開発まで手が回らない」場合、ソースの制作をOEMすることで新商品の開発に集中することができます。


 


ノウハウが無い分野の商品開発も、OEM企業と一緒なら叶えられます。OEM企業と一緒に開発した商品はそのまま工場での生産が行えるので、時間も節約でき、コスト削減にもつながります。本来行いたいコア業務に集中するためにも、OEMはおすすめです。


 


しかし、店舗や拠点と工場の距離、また得意な分野やロット数・金額など、自社にぴったりのOEM企業を探すのはなかなか大変です。


 


おすすめは、『よろづくり.com』です。『よろづくり.com』は「発注企業」と「モノを作る企業」をつなげるマッチングプラットフォーム。OEM企業が作れる「モノ」の商品データと、発注企業の作りたい「モノ」を独自AIマッチングロジックを使い、自動で提案してくれます。


 


本当に美味しいものを届ける事に集中したいなら、『よろづくり.com』でOEM企業をさがしてみてはいかがでしょうか。


 

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