カテゴリー一覧

海外でも大注目!米国における日本茶の動向について

コラム記事

2022/01/31

海外でも注目されている日本茶。近年の健康志向ブームにコロナ禍も重なり、さらに需要は伸びています。本記事では日本茶についての基礎知識と、特に米国における日本茶の動向を探ります。


 


●日本茶とは


 


 


1.そもそも日本茶とは?


日本茶というと、緑茶を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし「日本茶」とは厳密にいうと日本で生産されたお茶の総称で、いわゆる緑茶だけではありません。


 


お茶とは「チャノキ」から摘み取られた葉を用いた飲料で、その発酵の度合いによって、無発酵茶→緑茶、半発酵茶→烏龍茶、全発酵茶→紅茶と分類されます。


 


「いわゆる緑茶」と表現したのは、緑茶の中にもたくさんの種類があるためです。


 


日本で日常的に飲まれている緑茶は「煎茶」と呼ばれるものですが、無発酵茶という意味合いでは他にも玉露、抹茶、番茶、ほうじ茶、玄米茶なども含まれます。


 


淹れたあとのお茶の色が「緑」かどうかではなく、発酵されているかどうかが分類のポイントとなっているのです。


 


海外で多く親しまれている緑茶・抹茶の違いについては以下の通りです。


 


 


・緑茶


不発酵茶の総称。茶葉を蒸した後、揉みながら乾燥させます。


ペットボトル飲料などとして常飲され、ワークコンディショニング飲料としても注目されています。


 


・抹茶


栽培時に被覆(ひふく)という日光を遮る工程を経ます。収穫した茶葉は、蒸してから揉まずに乾燥させ、石臼などで挽いて粉末状に。被覆を行うことで甘みと旨味が増したお茶に仕上がるのです。


 


粉末を購入し抹茶として飲まれるほか、カフェでは抹茶ラテ、アイスクリーム、焼き菓子など幅広く利用されます。


 


2.日本茶に含まれる注目の成分


お茶の主成分である「カテキン」は主に渋みとしてを感じる成分で、血圧・血糖値・悪玉コレステロールの上昇を抑制する効果があることで知られています。


 


その他にも、ウイルスを不活性化する作用があったり・抗酸化作用、抗菌作用・体脂肪低減効果・紫外線吸収作用などもあります。口臭予防、アンチエイジング、ダイエット、美肌効果も期待できるでしょう。


 


また、「テアニン」という旨味成分は、リフレッシュ効果や睡眠・記憶力の改善効果も報告されています。


 


一点注意が必要なのは「カフェイン」という成分です。こちらは利尿作用や疲労回復など良い面もありますが、中枢神経系を過剰に反応させてしまうこともあります。


 


コーヒーや紅茶にくらべ含まれる量は少ないですが、妊娠中や小さいお子さんの過剰な摂取は控えた方がよいでしょう。


 


とはいえ、まさに万能選手と言っても過言ではない日本茶。コロナ禍の今、特に摂りたい飲み物のひとつといえるでしょう。




●海外での日本茶ブーム


1.2021年の輸出額は増加傾向・主な輸出国は米国


2021年の農林水産物輸出額をみると、緑茶は前年比25.8%増となっています。


※出典:農林水産省 輸出国際局 


 


また、主な輸出国は米国となっており、2007年〜2017年の10年間でその量は2倍以上になります。


※出典:日本関税局 


 


この数値をみても、海外での日本茶に対するニーズが高まっているといえます。




 


2.海外での日本茶の楽しまれ方


もともとは抹茶ラテやお菓子など、抹茶に甘味を加えた状態で親しまれていました。しかし近年の健康志向の中では無糖緑茶の人気が高まり、ワークコンディショニング飲料としても飲用されています。


 


ワークコンディショニングとは、日々の仕事の生産性を上げるために心身を良好な状態に保つための働きかけをいいます。栄養・休養・運動のライフバランスを整えることで、仕事へのモチベーションや高いパフォーマンスを維持することができます。


そのためのアイテムとして、日本茶の効能はビジネスパーソンの間で注目されているのです。


 


●米国における日本茶ブームは過渡期


米国における日本茶ブームは加熱期を経て、今、定着期へと移行する過渡期といえます。


 


米国で主に日本のお茶として認識されているのは「抹茶」で、抹茶の魅力についてのアンケート結果※によると、「健康効果」を上げる人が67%、次いで「日本の文化や歴史」と答えた人が54%います。


 


また、抹茶の広告やパッケージの印象についてのアンケート結果※では、1位は色、次いで抗酸化効果、有機といった回答が上位を占めています。


 


清涼感があり雅やかな抹茶の色味は画像としても映えるため、若者にとっても視覚的に訴求力があると考えられます。


 


現状、抹茶と緑茶(煎茶)の違いに関して明確に理解されてはいない状況ではあります。しかしながら、健康飲料としての無糖緑茶は追い風となりえる存在といえます。


 


 


従来の抹茶にプラスし、緑茶も含めた「日本産のお茶」というブランドイメージで、健康効果をアピールすることで若年層を取り込み、さらなるブームの拡大が見込まれるのです。




※参考:日本茶輸出促進協議会 平成29年11月「米国における抹茶流通・消費動向調査」報告書




●日本茶を武器に新規参入を目指すなら


今後の動向からますます目が離せない日本茶ブーム。新規参入を目指すならOEM生産を視野に検討されてはいかがでしょう。


 


OEM生産を検討される際にぜひ活用いただきたいのが、「よろづくり.com」です。「よろづくり.com」とは自社の情報やニーズを登録することで、工場とブランド企業をマッチングしてくれるプラットホームです。独自のAI技術により登録企業の中からマッチング率の高い企業をリストアップしてくれる仕組みになっています。


 


自社にぴったりの工場とタッグを組むことで、伸び代の高い日本茶の海外市場への新規参入も現実味を帯びてくるのではないでしょうか。

この記事の関連記事

急成長する中国のD2C市場 導入における課題とTmallのD2C戦略を解説

EC市場として、世界最大の規模を誇る中国では、近年日本で加速…

EC市場として、世界最大の規模を誇る中国では、近年日本で加速…

中国D2Cブランドの成功事例|D2Cへの挑戦

日本において、D2Cブランドの市場規模は右肩上がりの成長を見…

日本において、D2Cブランドの市場規模は右肩上がりの成長を見…

海外でも大注目!米国における日本茶の動向について

海外でも注目されている日本茶。近年の健康志向ブームにコロナ禍…

海外でも注目されている日本茶。近年の健康志向ブームにコロナ禍…

デジタルギフトを効率的に活用するには?ソーシャルギフトキャンペーンのメリット

ビジネスシーンでも注目を集めている「デジタル・ソーシャルギフ…

ビジネスシーンでも注目を集めている「デジタル・ソーシャルギフ…

コロナ禍でどう変わる?ギフト市場の現状と今後

オリジナルのギフト商品をつくって販売したい、あるいは、企画開…

オリジナルのギフト商品をつくって販売したい、あるいは、企画開…

アップルのプライバシー規制強化からみるwebマーケティングの未来

アップルは、これまでプライバシー保護機能強化に関するアップデ…

アップルは、これまでプライバシー保護機能強化に関するアップデ…

Z世代とは? - 最近よく聞くマーケティング用語の解説 と 攻略方法

今、マーケティング界隈を中心に「Z世代」が注目を集めています…

今、マーケティング界隈を中心に「Z世代」が注目を集めています…

アパレルOEM製造業者検索時の注意点と【よろづくり.com】を工場検索にお勧めする理由

自社でアパレル商品の開発をしようと思い立った際に、生産の設備…

自社でアパレル商品の開発をしようと思い立った際に、生産の設備…

人気記事ランキング

広告表示エリア