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中国D2Cブランドの成功事例|D2Cへの挑戦

コラム記事

2022/02/28

日本において、D2Cブランドの市場規模は右肩上がりの成長を見せています。世界規模でもこの傾向は強まっており、特に今大きな拡大を続けているのが中国です。波にのっている中国国内で有名なD2Cブランド3社の、戦略と軌跡をご紹介します。


D2Cブランドへの挑戦をお考えの方へおすすめのコンテンツも、合わせてご紹介します。


 


中国D2Cマーケットは拡大中


中国は、人口の多さも手伝って世界No.1のEC大国となりました。


2020年に経済産業省から発表された、「令和元年度 内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)※1」では、中国のEC市場の規模は約200兆円となっています。


 


新型コロナウイルスの影響もあり、日本と同様に中国でも、デジタル化が加速してECビジネスも大きく飛躍しました。今後の成長を見越して、日本から中国越境ECへの意欲を見せている企業も少なくありません。


現在低迷する日本の消費傾向を見ても、中国の消費者へ向けたD2Cブランド構築はビジネスチャンスとなるでしょう。


 


参照※1:令和元年度 内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)


https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200722003/20200722003.html


 


中国の有名D2Cブランド3つ


自社のECサイトを通して消費者に直接販売をするD2Cブランドは、販売方法をはじめとした戦略が「かなめ」です。中国内でも成功している、D2Cブランド3つの特徴と戦略を見ていきましょう。


 


1.Vancl(凡客誠品)


Vancl(凡客誠品)は、中国D2Cブランドの先駆け的存在です。2007年に設立されたアパレルブランドで、日本のユニクロに近い、シンプルな日常着をメインにデザインしています。


Vanclは、中国国内で企画、デザイン、生産を行っています。実店舗はなく、ECサイトのみの販売です。そのぶん自社のネットショップに力をいれており、直接質問が出来るホットラインや、スマートフォンサイトを充実させています。


 


注目すべき戦略は、アフィリエイトを使った販売促進方法です。


アフィリエイトとは、ホームページに広告を載せ、広告を見たユーザーがそのホームページ経由で商品やサービスを購入した場合、ホームページの制作者に広告主から報酬が支払われるというものです。


 


D2CブランドのVanclでは、アフィリエイト報酬額が通常より高めに設定されています。そのため、Vanclのアフィリエイトを扱うホームページの制作者が大幅に増えて、同時に売上も伸びています。


 


広告宣伝費をインターネット上での集客に集中させることで、ネット上の口コミやレビューなど、ユーザーの力を味方につけた戦略だと言えるでしょう。


 


2 .完美日記(Perfect Diary)


コスメブランドの完美日記(Perfect Diary)は、2020年に「天猫」(Tmall)で1番の売上を達成しました。


BtoC向けのECサイト「天猫」は、市場の約6割を占めています。いま中国で最も力のある美容系ECサイトだと言えるでしょう。


「天猫」内のイベントでも、中国ブランド初の化粧品部門売上売上第1位を獲得しています。


 


完美日記が行った戦略は、KOLを起用し、SNSやYouTubeなどのソーシャルメディアを通じて商品やサービスの紹介を行うものでした。


KOLとは、キーオピニオンリーダー(Key Opinion Leader)の略で、「発信力がある特定の分野の専門家や玄人」のことです。


 


完美日記の場合は、美容の専門家や美容系YouTuberなどといったコスメフリーク達に商品紹介を依頼しました。主にインターネットでの販売を行うD2Cブランドは、SNSとの相性が良いでしょう。


 


さらに販売を加速させたのは、小紅書(RED BOOK)というアプリ経由のプロモーションです。小紅書(RED BOOK)は、ユーザー数3億人にものぼる、中国女性必須の化粧品口コミアプリです。


最初は化粧品の口コミがメインでしたが、現在はInstagramのようにSNSの機能と、ECサイトの機能を合わせもったアプリとなっています。


 


この小紅書の中でも、KOLを使ったプロモーションを行い、ブランドの知名度を上げることに成功しました。


店舗のないD2Cブランドが知名度を上げる方法として、拡散力のあるSNSとKOLの併用は効率の良い戦略でしょう。


完美日記は1.5万人以上のKOLを起用して、商品の口コミや化粧テクニックを公開しています。さらに女優やアイドルなどを広告塔に立て、さらなる売上を立てています。


 


3.楽純(ラチュン)


中国D2Cブランドの中でも、スモールビジネスとしてスタートした楽純(ラチュン)の軌跡はとりわけ注目を浴びています。


北京で生まれた無添加ヨーグルトのブランド楽純は、ネットで情報収集を行い、顧客の意見を取り入れつつ、今までにない無添加ヨーグルトを約20種類開発しました。その味は、ティラミス、パンプキン、ジャスミンティーなど聞いたことのないものばかりです。


 


公式アカウントは100万人を超えるフォロワーを獲得しています。インターネットやメールなどを通じて顧客とコミュニケーションをとり、新メニューの開発を行う戦略は、ユーザーとの距離が近いD2Cブランドだから成しえる方法でしょう。


 


楽純は中国市場だけではなく、世界のマーケットからも熱い視線を集めています。2018年には、アメリカのコカ・コーラ社など数社の投資ファンドから17億2,500万円の融資を受けており、これからも成長してゆくのでしょう。


 


D2Cへ挑戦するなら「よろづくり.com」


中国D2Cは、まだまだ伸び盛りの市場です。


自社製品があっても、輸出するだけの商品量を確保するのは、難しい場合も多いでしょう。


そこでおすすめは、OEM工場への発注です。


OEM工場は、食品、化粧品、衣料品、機械部品など様々なものがあります。


 


しかし、自社にフィットした工場を選ぶのは、大変な作業です。値段や、立地、納期の調整や、中国輸出に強い工場かなど、様々な点を検討しなければなりません。


 


よろづくり.comは、「商品を発注したい企業」と「商品を制作できる工場」を独自AIマッチングロジックを使い自動でマッチングしてくれます。


 


今まで、個別の工場へ、電話やメールで問い合わせをして、制作したい内容の確認や見積もりをとっていたものが、一括管理出来るようになります。中国でのD2Cブランド進出をお考えの方にぴったりです。


 


「つくるをつなぐ よろづくり.com」 https://yolozu.com/

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